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 4年前と3年前のこの時期にプレイしていたRPGがあります。FC版DQ2です。何故この時期かというと、比較的時間がとれるからです。と言いたいところですが、それはあまり関係ありません。理由は後編でわかりますが、たまたまだと思います。何故FC版DQ2なのかというと、難易度は高いけれど、復活の呪文次第では楽なプレイができるのではないか?と考え、興味が沸いたからです。

 よく「SFC版は楽すぎる」と言われます。たしかにFC版とは比べようもないくらい楽で、歯ごたえはありません。でも、どちらがゲームとして面白いかというと間違いなくSFC版でしょう。「FC版の方が面白い」という意見も聞きますが、それは嘘です。

 実際、10年前の8月にガチプレイをしたのですが、途中で何度も投げ出したくなりました。最初の難関は「ドラゴンフライ」。集団で現れて炎を吐きまくる、凶悪なモンスターです。こまめなHP回復を余儀なくされました。また、「不思議な踊り」が登場したのは本作からですが、非常に恐ろしい特技となっております。MPを0にされるのを覚悟しなければなりません。

 最も過酷なのが「ロンダルキアへの洞窟」。一気に敵が強くなりますので、レベル上げを行いつつ、ダンジョンを攻略しなければなりません。そのダンジョンも攻略本なしでは鬼のような難しさです。とどめは「ロンダルキア」。ザラキ・メガンテで一瞬にしてやられることもあります。難易度が高いというよりは「理不尽」。何度も「何このクソゲー!」と叫びました。

 そしてクリアした途端、「苦労したけど面白かったなぁ」という感想に至りました。これが「FC版DQ2の真実」だと思います。嘘だと思うならプレイしてみてください。そして数年後、久しぶりにプレイしてみたくなりました。しかし、昔と違って時間があまりありませんので、インチキプレイで楽しんでみようと思いました。そして後編へ………。

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