今日はボクシングのダブル世界戦。じっくり見たいところですが、時間が無いので今日のところは山中選手の試合のみとしました。
 試合は山中選手が序盤から優勢。力強い左を的確に当て、早くも2Rにダウンを奪いました。ジャモエは必死にガードしていましたが、そのガードの上からでもダメージをくらい、防戦一方。6Rはだいぶ足に来ていたようで、山中選手のKO勝利が見えてきました。
 山中選手は8Rでもダウンを奪い、KO勝ちは時間の問題となりました。ただ、ジャモエは非常にタフで、パンチが止まりません。もっともそのパンチには力強さを感じられず、なんとか踏ん張っているように見えました。
 9R、開始早々山中選手の「神の左」がジャモエのボディに炸裂。4連続KO勝利の瞬間がやってきました。予想通りですが、山中選手の強さを再認識できました。
 相手のジャモエは過去に日本の某選手と対戦し、優勢だったにもかかわらず勝ちを引き分けにされてしまったつらい経験があります。試合後のインタビューで、その選手と山中チャンピオンは「全然比較にならない」と答えたそうですが、これは当然でしょう。
 山中選手は次戦について明言はしておられませんでしたが、私が期待するのはもちろんWBAチャンピオン「アンセルモ・モレノ」との統一選です。私がこれまでの防衛戦で一番面白かったのは「マルコム・ツニャカオ戦」です。どちらが勝つかわからない、スリリングで非常に迫力のある試合でした。VSモレノならそれ以上の面白さを期待できます。難しいとは思いますが、ボクシングファンの期待に応えてぜひ実現してほしいと思います。もちろん、勝利することも含めて。
 最後になりますが、6度目の防衛、おめでとうございます。

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